R18酔っ払いラ×サーくんがモブおじ

モブ肉体労働おじさんたちの夜は早い。

今日が山場の仕事を無事終えると、祝杯だとばかりに居酒屋へもつれ込んだ。

あぶらぎって、汗をかいている男達の臭いはすさまじい。初夏にさしかかろうかと言う季節だが、きつい仕事を終わらせてきた男達は汗でじっとりと濡れた服を着ていた。
もちろん汗拭きシートやスプレーなんていうものは使ったことが無い。
そのにおいが、垢じみた体臭と混じりあい、ひどく臭う。店員の笑顔も引きつった。

さて、酒も進んでくると次第に気もおおらかになり、つい、近くの者に話しかけたくなってしまう。

ちょうど男達の一席あいた隣の席では、外国人が一人で酒を飲んでいた。
外国人も店員に気安く話しかけているものだから、ついつい男達もその外国人に話しかけたのだった。

「おぅい、ニイチャン一人か? こっちで一緒に飲まねえか?」

「いいのか?」

「いいともさ! さぁ、来た来た」

外国人はランサーといった。人好きのする性格で、酒のにおいも混じった男たちの体臭はものすごいはずだったのに、眉一つ動かさずに話しかけてくれた。

ランサーはとても話上手で、冬木のさまざまな知らぬこと、気づかなかったことを楽しそうに語って聞かせてくれる。話は盛り上がり、ランサーを連れて次の店へ行こうという段取りになった。

何件も店をはしごして泥酔状態になった彼らは、最後に男たちの宿舎に集まって酒を飲もうといことになる。

途中でコンビニエンスに寄るとどかどかと酒をかごに入れ、棚をきれいにからっぽにすると、さまざまな食べ物や、ついでにちょっとした日用品を買い込んだ。
ガサガサとビニール袋を鳴らしながら、男達は肩を組み、歌いながら上機嫌に宿舎へとなだれ込んだ。

男たちの住む宿舎は会社が用意したぼろアパートだ。このアパートは会社がすべて貸しきっており、男達はその部屋に一部屋ずつあてがわれていて、実質貸切だった。

部屋へなだれ込むとおのおの好きなように酒を飲んでやんややんやとはしゃいだ。ランサーも一緒に楽しんだ。

食べて、飲んで、また食べて、飲んで。この上なく楽しいのに、なにか、少し足りないような気がしてくる。余興がほしかった。

「おい、だれか芸しろよ、芸!」

「一気飲みはどうだ?」

「そりゃもうみんなやってるじゃねえか!」

「違いねぇ!!」

「ニイチャンいいガタイしてるよな!脱げ脱げ!」

「あんだと? よおし、やったろーじゃねえか」

お鉢が回ってきたのはランサーだった。ランサーはゆらりと立ち上がると、みなを見回した。
男達は深酒のせいか目がギラギラとしていた。ここで、何人かはランサーがひどく美しい顔をしているということに気が付いた。

ランサーがゆっくりとTシャツに手をかけると、男達ははやしたてた。

「いいぞー!」

ピュウピュウ指笛を鳴らすものもいる。この時点まではまだこの集団は健全だったはずだった。

「あれ? 脱げねえぞ」

ランサーが布をまくり、ぐい、ぐいとTシャツを脱ごうとする。胸まで布がずりあげり、真っ白な肌が桃色に上気しているのが見えた。
それに、うっすらと桃色の乳首。服を脱がそうとくねる動きと、ランサーの皮膚のなめらかさに、無意識に男たちののどが、ごくり、と鳴った。

「おっ、脱げた」

ばさ、とTシャツを床に投げるランサー。酔いの為かまだ周りの目の色が変わったことには気が付いていなかった。

「下だ! 下も脱げ!!」

男の一人が叫んだ。

「そうだそうだ!」

他の男達も続いた。

「あはははは! そんなに俺の裸が見てえのか」

ランサーは笑いながら革のボトムを脱ぎ始める。体にぴったりとしたボトムをずりおろすと、美しい足がすらりと現れた。筋肉がついているが、まるで女のようなしなやかな白い足だった。男達は色めきたった。

「パンツも脱いじまえ!」

「全部だ、全部脱げ!」

「なんだなんだぁ? どうした」

そう言いつつすべて脱いでしまうと、男たちの目の前には、ギリシャ彫刻のような美しい裸身が現れる。
酒のにおい、男臭さ、汗臭さが充満して呼吸をするのも重たいような部屋の中で、その裸身はあまりにも神々しく、美しすぎた。男たちからため息のような、うめきのようなものが零れ落ちた。

「ニホンには裸踊りっていうのがあるんだろ? こういう感じか??」

そういうとランサーはひらひらと踊り始める。くねくねと全身をうごかしたり、ゆるやかにゆれてみたり。うごくたびに真白い肌の下の筋肉がうごめいて、それがまた妙にイやらしかった。
汗の粒がきらり、きらりと光に反射して、つう・・・・・・と流れ落ちていく。

「・・・・・・ッ! も、もう我慢できねえ!」

赤ら顔の男がランサーに抱きついた。戯れだとおもったランサーは受け止めようとするが、そのまま押し倒されてしまう。

「んあ?」

状況が飲み込めていないランサーに男は口付ける。

じゅるるるっ♡ じゅぱっ♡♡ はふっ♡ にゅぷっ♡ じゅるっ♡♡♡ れるれるっ♡ じゅううっ♡♡♡♡

「ずるいぞ!」

「俺もだ!」

「や、やめっ……! ヒッ♡」

一人が行動に移すと、男達はわれも、われもとランサーに群がった。その姿はまるでおいしい獲物に群がる蟻のようだった。

「女みてぇは肌しやがって! くそ!」

「いや、女よりもっといい……」

「チンポにビンビンきやがるぜ」

「オラッ、しゃぶれ! 咥えろっ!」

「んむッ……!」

ランサーの肌にむしゃぶりつき、その石膏のような美しい肌を堪能する。乳首を吸い、肌をなめ、柔らかい部分にペニスを擦り付けた。
男達は服を脱ぎ、次々と裸になると、既に勃起しているペニスがぶるんとゆれた。

ペニスを口にあてがうと、ランサーは口をつぐんでいやいやと首を振る。
しかし小太りの男が鼻をつまむと、息苦しさにぷは、と口をあけてしまう。その隙間にむりやりねじ込まれて、そのままぐい、と奥までペニスが挿入された。

「ん゙、ん゙ゥッ! んぐっ・・・・・・!」

汚くて洗っていなくさいチンポがランサーの喉を犯していく。

「あったけぇ・・・・・・」

腰を動かすと、息苦しさにランサーの喉が空気を求めて震える。その動きがチンポを締め付けると男は喜んでさらに奥へと腰を押し付けた。

「おい! きたねえケツこっちに向けるな」

「だ、だってよぉ・・・・・・気持ちよすぎる・・・・・・!」

「ん♡ ふ!♡ ぐっ♡ ん゙お゙っ゙!」

苦しくて、臭くて。不快なはずなのに、体中がじわり、じわりと昂ぶっていく。それはのど奥を犯されている間に触れられている、乳首や、自身のペニスのせいだったのかもしれない。
それでも、酔って、混乱しているランサーには、この状況で興奮している自分がいると言うことしか認識できていない。

「ウッ、でるっ!!!!」

びゅるびゅるとランサーののど奥に精液が流し込まれる。拒むこともできずに流し込まれた精液が胃の中におさまると、周りの男達がざわめいた。

「こいつザーメン飲んだぞ」

「スキモノ、なんじゃねえか」

「とんでもねえ淫乱ひっかけちまったな」

「俺らのこと狙ってたんじゃねえのか?」

「ちがっ・・・・・・! やめろっ」

ランサーが拒むが、男達は憑かれたように好き勝手に言い合い、彼の声など聞こえないようだった。

「おい足広げさせろ!」

「ローションねぇか?」

「俺さっきワセリンかったけど使えるか?」

「おい、ローションあったぞ!」

押入れの中から使いかけのローションが持ち出され、オムツをかえる赤子のようなポーズにさせられたランサーの尻に直接あてがわれる。
ぶびゅるるるると腸内に一気に注ぎ込まれると、尻穴からローションが漏れ出た。

「オマンコみたいに濡れてやがる」

ひげ面の男がぶちゅぶちゅとランサーのアナルに指を入れて手マンする。

「ん、ん? ぅ、あ? あっ♡!? ひぁ!」

男の節くれだった太い指が出たり入ったりするたびに、排泄をしているような不快感がランサーを襲う。しかしそれも、しばらくするうちに徐々に快感へと変わっていった。

ちゅぶちゅぶっ♡ ぐちゅっ♡ ぶちゅちゅっ♡

「あっ、♡ あっ、あっ♡ あ、あっ・・・・・・!♡」

「見ろよ感じてきてやがる」

男の声にランサーは顔を赤くした。そのとおりだったからだ。我が物顔で指がアナルに入るたび、前立腺と精嚢を刺激していった。

突かれるたびにランサーの腹の奥には甘い痺れがたまっていき、それは彼の抵抗力を奪っていく。

「か、感じてなんかぁ・・・・・・!♡ ひぁあ、ああああっ! ああっ♡♡♡♡♡」

指がいっそういいところをえぐった。その刺激にランサーは背をえびぞりにしならせ、びく、びくん!と盛大にイく。

ちんぽでイクよりも、アナルでの絶頂は長く続いて、顔を上向きにしながら戻ってこられない。
知らない感覚に飲み込まれていく様だった。自慰をしたときとも違う。まるで、体の奥から湧き上がってくるような・・・・・・。

イッた衝撃でひぐひぐと呼吸もままならない様子に、男達はにやにやと下卑た笑みがとまらない。

「おい見たか今の」

「手マンされてアクメきめやがった」

「淫乱」

「早く突っ込もうぜ」

男たちの中でもリーダー格の男が、一番手にと乗り出した。醜悪なにおいを振りまきながらチンポがランサーのアナルに近づくと、手でぐい、と穴を広げた。
くぱ♡ と広がった桃色のすぼまりがひくっ♡ ひくっ♡ と震えながらとろとろとローションをこぼすさまは男の情欲をよく誘った。
男のペニスがびきびきとさらに大きくなる。

「いくぞ」

赤黒くそそりたった逸物を手に添えて、肉穴にひたりと当てる。

ぶちゅっ♡ ずにゅっ♡♡♡ ずぶぶぶっ♡ ぐにゅうっ♡

「やっ♡ あああっ♡♡♡ ん、ぃ、あっ♡ あああああああああっ!! ああああああああああ!!」

手マンのせいか、あっさりとチンポが挿入されてしまう。太い肉杭がごりごりとランサーの前立腺を刺激していく。

「すげえ!女より締め付ける!」

ぱちゅっ!ぱちゅっ!と腰を動かすと、打ち付けるたびにランサーの足がはねる。

「ヒッ♡ アッ♡ あふっ♡ やっ♡」

逃げようとずり下がろうとする。しかし男によって腰をがっちりと掴まれてしまって無理だった。
逃げようとしたとわかるとさらに男はつながりを深くしようとぐい、と体を押し付け、体重をかけてくる。

「あっ♡ ぐ、ぅっ♡ ふうっ♡♡♡」

「すげえ・・・・・・」

「い、ひぃっ♡ やぁ、・・・・やだぁ・・・・・・・!」

言葉とは裏腹に彼のアナルは性器になりかけている。無意識にアナルを締め付けてさえいる。

雄に媚びた体になっていることにまだランサーは気が付いていない。

「お、おう・・・・・っ♡ こいつはすげえっ・・・・・・!」

小太りの男は夢中になって腰を振る。

「ウッ、でるっ、でるっ! このマンコ野郎ッ!!! イケッ! ザーメン受け止めろっ!」

びゅくびゅくびゅくっ! 精液が肉壁の中へほとばしる。

「はぁっ♡♡♡♡ はうっ♡♡♡♡♡」

ぬるっ・・・・・・・♡ チンポが抜けるとランサーの弛緩した体がくたりと倒れた。ほかの男たちももう我慢できない。

「オラッ、くわえろっ!」

「んぐっ♡」

ペニスが口の中に入れられる。さんざあえいでいたランサーは拒もうとしても拒みきれなかった。口からあとからあとからあえぎ声がもれでてしまうから、我慢しようとしても無駄だった。

また、口内深くまでちんぽを挿入される。慣れたのか、2本目のペニスは最初よりは息苦しさが減っていた。それどころかチンポを粘膜にこすり付けられると、じわり、じわりと快楽が広がっていく。

きゅうんとアナルを締め付けてしまう自分に気が付いて、うそだ!うそだ!と泣きたくなる。必死になって呼吸をすると、のど奥がきゅうんと締め付けてしまう。男が気持ちよさそうにうめいた。

「うぉ・・・・・・」

「口で感じてんじゃねえぞこのオナホがっ! ほらチンポ握れッ!しごけ!」

「こっちもだ! さぼってんじゃねえぞ!」

シーツを掴んでいた手を掴み、むりやりチンポを握らせる。その上から自身の手を添えて、ぐちゅぐちゅとチンポをしごき始めた。

「おっ、おっ、硬いとおもったら意外とやわらかいなァ」

「悪くねえ・・・ウッ、出るッ!!!!」

精液がでると、ねっとりと手のひらにしみこませるように擦り付ける。

「髪つやつやだなぁ・・・・・・おおっ、おおおっなんだこれ、きンもちええぞお!」

「っ♡ ぐ、ぅ・・・・♡」

男たちのペニスが、乳首に、脇に、髪にこすり付けられる。全身を精液でコーティングする勢いだった。

何人目だろうか、何度も奥にザーメンを注がれ、ぐぽぐぽと柔らかな肉を犯されて、もうランサーが何もわからなくなったころ、また違う男がアナルにペニスを付きたてようとする。

胡乱な目つきでそれをみたランサーは、そのチンポのあまりの大きさに、高潮した頬をさっと青ざめさせた。

「むりっ♡ むりぃぃ・・・・・・♡ そ、ん♡ にゃのぉっ♡♡ はいらにゃ♡ やっ♡♡♡」

必死でいやいやと示すけれど、無駄だった。男のチンポはいっそ凶悪と言うほど大きくて、太いものだった。でっぷりと太ったカリ首に、血管の浮いた竿。

ところどころにイボがついているのは埋めこまれた真珠だろうか。全体的に赤黒く、亀頭はカウパーでてらてらしている。人間のパーツの一部と言うよりは異形のものといったほうがいっそ納得できた。

「これで俺ァ何人も女ヒイヒイ言わせてきたんだ、おめえも天国に送ってやるぜ」

抜き差しされたせいだろう、ぽかりと口をあけたもうアナルは閉じる事をしようとしなかった。くぱくぱと次の雄を待ちわびる様に媚びる。

ぴたりとチンポがアナルに押し付けられると、ちゅう♡ とキスのように吸い付く音がした。

「や、あ♡ いれにゃ♡ やあ♡ あ、ああっ♡ ひああ♡♡ ・・・・・・ああああああああああっ♡♡♡♡♡♡」

どちゅっ! どちゅっ! どちゅっ! どちゅっ! どちゅっ! どちゅっ! どちゅっ! どちゅっ!

一気に奥まで挿入され、また引き抜かれて頭が真っ白になる。
奥に入るたびにイイトコロを突かれて、抜かれるときも感じてしまう。絶頂するたび潮がぷしゃぷしゃと漏れでた。

「あっ♡ あふっ♡♡ おくっ♡ やらぁ♡ ついちゃやっ♡ だめっ♡♡♡ あ♡ イク♡ またイクッ!!!♡♡♡♡♡」

ばちゅっ♡ ばちゅっ♡ ばちゅっ♡ ばちゅっ♡ ばちゅっ♡ ばちゅっ♡ ばちゅっ♡ ばちゅっ♡ ばちゅっ♡

「イクたび中がうねりやがる♡ こいつは名器だっ!♡ オラッ! イケッ♡」

「ふ、ぐううっ・・・・・・・♡ うう♡ ふあ♡ あ、んっ♡ あああああああ♡♡♡♡♡♡」

ランサーはもう、感じすぎてもう何もかもわからなくなってきた。全部が気持ちよくて、息苦しさと、快楽で、全身がふわふわとしている。
口の中に広がる精液の味さえもう気にならなくなってきた。いつの間にか、嫌がっていた顔は笑みにかわっていた。

「オラッ♡ オマンコ気持ちいいって言ってみろ♡ オナホにしてもらってありがとうございますってな」

腰を振りながら男が言う。下卑た言葉。それを素直に返すと、周りの男達がはやし立てる

「うっ、♡ ん♡ ぁ♡ あああ♡ おまんこぉ♡ あひっ♡ おまんこ気持ちいいれしゅ♡ ふっ♡ うっ♡ オナホにされてぇ♡ ちんぽずぼずぼ♡♡ ありがとうございまひゅ♡」

「本当に言ったぜ!」

「オナホの自覚が出てきたんじゃねえか」

「このまま妊娠させてやるからな♡ ありがたく思えよっ♡」

「はひっ♡ うれしいでしゅっ♡ ありがとうございまひゅ♡♡♡♡」

「よしっ♡ ナカに出してやるからな♡ しっかり受精しろよっ♡」

ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡

「ひ、♡ い、いいいい♡♡ ん♡ あっ、あ、あっ、ああああああ♡♡♡♡♡♡」

男の腰を振る動きが早くなる。ランサーは体を折り曲げられていわゆる種付けプレスの体位で体内を掘削されるように尻穴をほじられる。

(おれのまんこ♡ 気もちよくってぇ♡ なんもかんがえられねえ♡ 奥ぐりぐりされていぐっ♡ いぐうう♡ ずっとイッてるぅ♡)

「おうっ♡ イクぞっ♡♡♡ 受け止めろっ!!!!♡」
どぴゅ♡! びゅるるるるるるるるるるるるるるるっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

「あっ♡ あああああっ♡ ああああああっ♡♡♡♡♡」

巨大なペニスからは、すさまじい量の精液がランサーに流し込まれた。本気で孕ませる勢いでの射精は大きな快楽となってランサーを襲った。

肉壁がぎゅうぎゅうとチンポを締め付ける。それは精液を搾り取る膣の動きそのものだった。
目がぐりんと上を向き、口がだらしなくゆるむ。意識が遠くなり、ランサーは気絶した。

***

ランサーが目が覚めると、外は日が傾き始めた頃だった。全裸で、上に薄い布団がかけられている。

全身は清められていたが、ふき取りきれなかった精液が乾いて肌に残り不快だった。起き上がると体中がミシミシと痛い。

「ッ、う・・・・・♡」

アナルはまだ何か入っているような違和感がある。その、不快ともなんともいえない奇妙な感覚を、振り切るように頭を振る。ぐ、と毛布に顔をうずめる。

毛布は部屋のにおいが染み付いているのか男臭く、そのにおいで昨晩の事が脳裏に浮かび、反射的に尻穴を締め付けてしまう。一晩で体を作り変えられたことをランサーは悟った。

一刻も早く、こんな所から逃げなくては。ふらふらと震える体を支えて歩き出す。己を鼓舞して少しずつ動く。あと数歩、もう少しで、出口に。

ガチャガチャッ

玄関のドアから、音が鳴る。ドアノブがゆっくり開いて、扉が開いた。

「いい子にしてたか? オナホちゃん♡」

「あ・・・・・」

そこには、昨日の男達がニヤニヤと笑いながら立っていた。男がガサガサとビニール袋を鳴らしながら言う。

「俺らがいなくてもケツマンコが寂しくないようにおもちゃ買ってきてやったぞ♡ ためそうな♡」

ねばっこく、ざらついた、欲を孕んだ声。いやらしくて、思わず顔をしかめてしまうような、そんな台詞。
ぎゅう、と一緒に乳首に触れられた。それだけなのに、ランサーの体はびくりと感じてしまう。

やっとの思いで立っていた足がすくんでしまう。

ごりごりと前立腺と精嚢をいじられたことを思い出して、きゅんきゅんと奥がうずく。

なぜかランサーの顔は媚びるように笑んでいた。

「う、うれしいです♡ オレのオマンコいっぱいいじめて♡ せーしどぴゅどぴゅしてください♡♡♡♡」

男達がランサーに群がる。夜はまた、長くなりそうだった。

おわり